2012年1月のハワイ島の不動産調査が出来上がりました。ご覧下さい。
"最近の不動産どうなっているのかしら?" と聞かれます。
下のややしいグラフを、簡単に説明させて頂くと。。。
"統計的には、まだ価格は下がっていますが、人気のエリア、コンドは価格が上がってきてます。購買戸数は過去4年の中で最高で、在庫はとても少なくなってきてます。マーケットは中立(買い手市場でも、売り手市場でもない)ですが、確実に回復してきてます。価格が上がるのは、時間の問題かしら?"
リーマンショック以降の、暗闇から、やっと明かりがみえてきた、感じです。
詳しいくは以下のとおり。
#1 コナの一戸建てについて
下は、コナの一戸建ての中間価格と、"見込み売り上げと在庫の比率"を表したものです。
インターナショナルフォールズ、ミネソタ州で刺す
この比率は、全体100の在庫に対し、すでに、どのくらいの在庫にオファーがかかりエスクローに入っているかいうことです。今の指数は36%。つまり、三分の一以上の在庫はすでに売れてしまっていること。これは、市場が、買い手市場でも、売り手市場でもなく、"中立"であることを表しております。もしこの指数が50%を超えると、在庫が、需要に対して少なくなり、"売り手市場"に変わってしまします。
下のグラフをご覧になると、中間価格はまだ少し下がっておりますが、この比率が高くなって、在庫が少なくなってきていることが分かります。
余談ですが、アメリカのバブルがはじける前年の2007年は、価格は上がっていたけど、在庫は恐ろしく余っていた(指数は11%)。これを見れば、バブルがはじける予想はできたはず。
粉屋滝トレードマーク
水色が売り上げ戸数。青が売り上げ高。水色の売り上げ戸数がぐんぐん上がっていますね。その数は、バブルがはじける前の2008年と同じ購買数。購買意欲がとても高いことを示しております。しかし、中間価格が下がっているため、売り上げ高はそれほどでもない。
#3 コナのコンドについて
ルビー滝を参照してください。
中間価格と、売り上げ指数。コンドのほうが、一戸建てよりも、価格が下がった。2007年ピークの$400K から比べると、今は$163Kと、急激に下がりましたが、在庫の低迷に伴い、価格も少しずつ安定してきてます。どうして、コンドはこんなに価格が下がったかというと、サブプライムの影響で、バブルの時にコンドを購入した本土からのオーナーが、支払いをすることができなくなり、フォークロージャー(銀行差し押さえ物件)が沢山市場にでて、価格を下げたことです。しかし、今は、銀行差し押さえの在庫もほとんどなくなり、在庫が少しづつ少なくなり、安定しているということです。在庫の指数は、21%とまだ、買い手市場となりますが、人気のコンドは価格が上がっております。
この低価格を利用して、現金でコンドを購入する投資家が多く、または、"安くなったら買おう"と何年かも待ったバイヤーがそろそろ買い始めた。売り上げ戸数は過去5年で最高に!リーマンショック前と同じくらい売れているということは、購買意欲がとても高くなっている!ドル安の影響で、カナダからのバイヤーが増えてます。円高を利用して、購入すると、1千万円以下で購入できるというのは、嬉しいですね。
もっと、お話したいのですが、そろそろ飽きている方も多いと思うので、この辺で終わりにしておきます。
詳しくは、お問い合わせ下さいませ。
私は、サラリーマン時代(資生堂時代に、売り上げ見込みと売り上げ市場調査を毎月やらせれてました)に、プレゼンが大好きだったので、市場調査に関してはお任せ下さい。
山田 千秋 ハワイ島不動産 chiak/p>
www.peacefulhawaii.com/jp
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